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執筆者の写真米田 剛

「オープンデータ・デイ2023 in あおもり」を終えて

毎年恒例の世界的イベントである「オープンデータ・デイ」が今年も開催され、世界で150を超えるコミュニティがそれぞれのテーマでイベントを開催しました。


青森県内では青森大学とCode for Aomoriとの共催で3月5日(日)に開催。2013年から今年で10年連続での開催となりました。


昨年に続き、今回もオンライン形式で開催し、青森大学生はじめ県内の高校生や社会人など27名が参加しました。


Code for Aomoriでは、「青森の若い人達の未来を創る」を活動テーマの一つとしており、毎年、オープンデータディでは、主に大学生や高校生を対象にオープンデータの紹介とともに、それに纏わるその時々のトレンドの学びや体験を企画して開催しています。


今年のオープンデータデイの企画にあたっては、

「オープンデータ活用にかかわる我々シビックテックの価値基準とは何か?」

という昨今トレンドになりつつあるアート思考的な「問い」からはじまり、何か対価を求めているわけではないし、それは「その人や社会からの『感謝』ではないか?」

ということで、これまで研究してきたNFT技術(ブロックチェーンを活用した暗号資産化技術)を感謝状に適用し、デジタル感謝状として技術を確立。

その有効性や実用性の検証も兼ねて、今年のテーマを「感謝のDX」としました。


同日のイベントでは、デジタル感謝状による社会変革(DX)の可能性(感謝状の市民化や埋もれた奉仕活動の可視化など)の提唱とともに、ワークショップでは、学生・生徒等と身近な貢献活動してる人に想いを込めた感謝状をつくるという体験をしてもらいました。

漠然と感謝するだけではなく、その人の魅力や貢献などを第三者に認めてもらえるような感謝状をつくるという「感謝状に意味を加える」プロセスをみんなで体験してみました。


通常、我々が目にする感謝状はシンプルな文面ですが、そこまで洗練するのは簡単ではないですね。

今回のワークでは時間的に感謝状を作るまではいきませんでしたが、日頃、口では言えない学生や生徒等の感謝の想いが可視化されて共感できる心温まるワークになりました。


最後に主催者より参加者に感謝NFT(所有者が限定できる唯一無二のデジタル感謝状)を贈呈してイベントを終えました。







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